・仕事中、センパイと話していたら後ろから誰かがデッカい声で苦痛の呻きを発してて、ビックリして二人で何秒か固まってしまった。どうした…腰でもやったか?最初機械か何かの故障音かと思った。誰かが業務中に叫び出すなんてことは普段(滅多に)ないから心臓に悪かった。
・陳列されている食パンブロックってかわいい。
・スタバの桜ラテ。桜スイーツ好きたるもの一度は注文するが、中身はほぼソイラテなので二度目はない。
・歩いて帰宅。新ルート開拓しようとしたら迷子になってウロウロしてしまった。8.6キロくらい歩いたことになっていた。
歩行中のBGM
・色彩のブルース(EGO-WRAPPIN')
・不思議なピーチバイ(竹内まりや)
・Tell me baby(髭)
など。ライブラリに保存してる曲をランダムで聴いていた。
エゴラッピンは歌おうとすると難しい。
・新聞紙の販売機を見かけてウズウズしてしまった。今日の日付が値段みたいに光ってた。
・積んでた中原中也の詩集をパラパラ読んだ。西洋的で死の色が濃いので取っつきにくい印象。
詩についてだが
①当時の時代背景や生活の匂いが感じられるもの
②聖書や神話に基づくもの
③現代でも違和感なく読める(当時は前衛的っだった)もの
④教養が必要で難解なもの
option:リズムがある、音重視
……とまあ、ざっくりな種類があると思っているんだけど、
新鮮な表現や個性的な言い回しはあれど、中也は①っぽい感じかな。全部読んでないから断言できないけど自分の好みとは違うかもしれない。
陰鬱さでいえば萩原朔太郎の詩は好きなんだけどな~~。陰鬱だけど遠い国のような、童話っぽさがあるからかしら。(そして朔太郎は③に近いと思う)
とほい空でぴすとるが鳴る。
またぴすとるが鳴る。
ああ私の探偵は玻璃の衣裳をきて、
こひびとの窓からしのびこむ、
床は晶玉、
ゆびとゆびとのあひだから、
まつさをの血がながれてゐる、
かなしい女の屍体のうへで、
つめたいきりぎりすが鳴いてゐる。
萩原朔太郎『殺人事件』より
前に文学館で江戸川乱歩とのコラボ企画展やってたけど、ミステリーとも親和性が高いよな。
詩はロマンチストだとか空虚なイメージを抱かれがちだが、実は教養や知識が豊富でないと書けない代物だと思っている。文章の極致、思考を煮詰めて抽出した不純物のない心象風景…。それらをパラパラ読むのって、究極の贅沢だと思う。